車検前の整備をする(キャラバン編)
前の記事の通り、もうすぐ移送車両の車検時期である。
ワゴンRもキャラバンも、ディーラーにお願いしているので、費用が高額だ。
走行には直接関係なく、自分でもできる部分の整備は自分でやって、少しでも出費を抑えたい。
先日、キャラバンの方の車検予約をした際に、概算見積書を出してくれた。
その中で、ワイパーやエアコンフィルターの交換も記載されていた。
この辺りのパーツ交換は、素人でもできるので、ここは不要と伝えておいた。
それだけで、部品代・工賃併せて15000円くらい浮かす事ができそう。
ワイパーは既に購入してあるが、まだ拭き取りに問題はないので、交換は車検の直前に行なう予定。
今回は、キャラバンのエアコンフィルターの方を交換する。
今回の交換のために、キャラバンについて事前に調べておいた。
この形式の車両は、年式によってエアコンフィルターはオプションだったり標準装備だったりするらしい。
つまり、エアコンフィルターが装着されていない車両も存在するという事。
果たして、CIL・昭島のキャラバンはどちらかな?
ワゴンR、懸案事項を解決する
移送サービスの車両が、もうすぐ車検満了する。
今回から2台が同じ時期になるので、スケジューリングに苦労する。
早めに手を打って既に予約済みなので、大した苦労はなかったけど(笑)。
車検を受けるに当たって、事前に対策しておかなければならない事がある。
主にワゴンRの方だが、ワイパーブレードの錆対策は既出の通り。
もう1つの懸案事項をやっつける。
今回使う材料はこれら。
3M製の「ヘッドライトクリアコート」。
これを使って何をするかというと、商品名の通り「ヘッドライト」を「クリア」に「コート」する。
車のヘッドライトは、1980年代まではガラス製品が主流だった。
その後、強度が高く加工性に優れているメリットの面が認められ、ポリカーボネートというプラスチック製品で作られるようになった。
現在ではほぼ全てのヘッドライトは、このポリカーボネート製品である。
但し、ポリカーボネートにはデメリットもあって、紫外線に弱い。
紫外線による経年劣化で、ヘッドライトの表面が黄色く変色してくる。
そうなってくると、夜間走行時に前方を照らしても、ちゃんと見えない状態になる。
車検時にはヘッドライトの光量も対象になるので、そのままにはしておけない。
現在のワゴンRのヘッドライトがこの状態。
こんな状態なので、前回の車検の際に当然指摘された。
右側はこんな状態。黄色というより、若干白い。
左側は黄色い。こちらの方が状態が悪いという事だろう。
もちろん、このままにはしておけない。
一番最適な解決方法は、ヘッドライト本体の交換。
経年劣化した物から新品に交換すれば、夜間走行も安心だし車検にも問題がない。
問題があるとすれば、ヘッドライトは非常に高価だ。
片側だけで数万円する。
CIL・あきしまのワゴンRは、初度登録から22年も経っているので、そもそも新品はないと思う。
あったとしても、年2回の価格改定で、とんでもない金額になっているかも。
因みに、某スズキのオープンカーのヘッドライトは、最初の定価は約6万円(片側)だったが、今は15万円くらいするみたい。
高価な新品ではなく安価な中古品を……と思うが、前述の通り古い車両なので、どれも似たり寄ったりだと思う。
ネットオークションを確認してみたら、最安値の左右セットは約3000円。
CILの車両ほどの黄変色はないが、白く曇っていた。
最高値の左右セットは、リペア済み商品で約12000円。
リペア済みとは、表面の黄変色を削って磨き、再コーティングした物。
現状での最適解は、リペア済み商品を購入するか、DIYでリペアするかという事になる。
車両2台の車検費用でかなり高額の出費が予想されるので、更に12000円の出費は痛い。
自分でリペアすればその分出費が抑えられる。
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