自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。
地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービス、障害当事者ピア・カウンセラーによるピア・サポート、
障害福祉サービス等の利用計画の作成(計画相談)などをやっています。

2010年10月

まったりとした昼食のひととき。
みんなでわいわい歓談しながらお食事中。


 さぁ、ご飯を食べましょう♪

紅白に分かれたチームも、しばし休戦。


お昼休みが終わって最初のプログラムは、さやま園の方々によるエアロビ披露。

午後のトイレ誘導係で出入口に待機していたので、中に入っていける状態ではなくなってしまった。
仕方がないので、後ろから写真を撮ってみた。決してカメ小じゃありません(笑)!!

この画像だけ見たら、運動会じゃないね(笑)。



さて、楽しい余興も終わっていよいよ午後の競技開始。

PK戦。
この日のために作成した“PK戦用の謎の脚”登場!!!!
ボッチャ同様、脚を上げる角度などの微調整が要求される競技だ。


 制作費¥0!



キャプテン翼になれ!!



脚を支える固定具の紐を引くと反動でボールを蹴れるのだが、これは、スタッフがセッティングするボールの位置決めも大きく左右するような気がするのだが……。


 狙いを定めて……。




紐を引くタイミング&スタッフの機敏さ(笑)が重要。



“壁”はボーリングのピン 

ベッカムや“黄金の左”俊介はいたかな?



ホール内は大盛り上がりの中、いよいよ最後の競技が始まろうとしていた。
パン食い競争とスラロームに借り物競走と、運動会の花形3種が混ざった混合リレーだ(ベタだな)。

左側がスタート。茶●パン食い→白○スラローム→青■借り物カードエリア


……いや、しかし。
これだけの人数がひしめいている中でこの種目を行なうには、ここは少し狭過ぎないだろうか……。

この競技だけ、外のグラウンドでやればいいのに。
……と思っていたが、施設内で生活している方々がいる中でホールを借りているので、グラウンドまで使って騒いだら迷惑かもしれないね。


この時点で、紅白の点数に結構な開きがあり、単純な逆転は不可能な点数差だった。
しかし、この競技にはサプライズ加点が適用されていて、まだまだ逆転する事は可能だ。

サプライズ加点が何なのかは、ここでは発表されなかった(当たり前だ)。



リレーは各チーム5名ずつ。
みんな緊張した面持ちでスタートの合図を待っている。


 ……もちろん嘘さ(笑)。リラックスした雰囲気だったよ。


パン食い競争や借り物競走など、車いすの操縦テクニックだけでなく別の要素も要求される競技があるせいか、その差が大きく開いてゆく。
ケータイ画像は、全体が入らない…… 




借り物競走は番号カードを引いて書いてある物をホール内から借りに行くのだが、“ボーリングのピン”や“靴”、“メガネ”や“人工呼吸器を使っている人”など、色々な物(者)がその対象になっていた。

ほぼ1週の差を付けて、アンカーにバトンタッチ。

遅れたアンカーは、CIL・昭島の代表だ。
1週の差をどこまで縮められるのか!?




速いッッ!!!

普段の乱暴な車いす操作の賜か、その差がぐんぐん縮まっていく(笑)。……いぁ、ホントに速いよ。


かくして。

まさかの大逆転!!
ウチの代表、僅差で勝っちゃった。


シャッターチャンスを逃す。……既に代表は矢印の向こう。後ろの人は“借り物”(笑)。




……しかし、電動車いすは時速4.5キロにしなければいけないというルールだったにも関わらず、時速6キロのままだったとか、そうでなかったとか……。



サプライズ加点は、借り物競走の番号カードの色。
……借りた内容じゃないのね(笑)。


勝敗は100点くらいの差が付いて白チームの勝ち。
とはいえ、こういうイベントは勝ち負けとか関係ないのよね。



何点差か判らないよ……。


白チームのメンバーにはちょっと豪華な景品が、赤チームにはそれなりな参加賞がプレゼントされた。

手前が参加賞、奥の方に豪華な景品。



最後は参加者全員で記念撮影♪  ※※プライバシー保護のため、モザイクかけている。




お疲れ様でした!







後ろからの記念撮影(笑)。by:は

d623893c.jpg

運動会を開催するにはバッチリな、秋晴れの爽やかな日曜日。



……とはいかない、空模様。残念な事に曇り空。

そんな天候など気にすることなく、集合時間の10時を待たずして参加者が続々やってくる。
みんなやる気マンマンだ(笑)。

小平市にある知的障害者更正施設さやま園の多目的ホールは、小さな体育館という感じ。



ここに参加者・スタッフ併せて総勢60名以上が集まった。



和気藹々とした雰囲気の中、開会式が始まった。
しかし、大会実行委員長の開会の言葉の中、参加者から競技に掛ける意気込みが、徐々に鋭い空気となって伝わり出してくる。


……あ、もちろん嘘です。
あくまでも、和やかな雰囲気で進行しています(笑)。


さやま園園長のあいさつがあり、続いてスポーツ大会の華・選手宣誓。

 実行委員長の開会宣言


さやま園園長、遠慮気味(笑) 



ホールの照明が落とされ、聖火(に見立てた電灯)を持ったCIL・昭島代表が登場!!!

あれ?
いつもみたいに長い“語り”じゃないのね。


写真撮るタイミングが無かったよ……。



そんなこんなで競技が始まる。紅組・白組に分かれて、最初の種目は『ボッチャ』。
パラリンピックの正式種目にもなっている由緒正しい(笑)競技だ。
……もちろん、今回の運動会用に、多少のアレンジがされているけれど。

3つ重ねたフラフープ目がけ、スロープを使ってボールを投げる。
フラフープの中にボールが収まれば得点(10点)。2重、3重になっている所の方が高得点(それぞれ、20点、30点)。

見た目以上に難しい。


見た目は、ただボールを転がしているだけだが(笑)、意外と侮れない。
スロープの角度や方向などの微調整をしなければ、ボールはフラフープの中にすら入らない。

ボールが勢いよく飛び出したり、フラフープの中に入っても外側だったりと、みんな悪戦苦闘。

スロープの角度が大事 



 20点獲得!


……にも関わらず、CIL・昭島の女性職員はやってくれた!!
ただ1名、30点の所にボールを入れた。しかも、1名2投するのだが2投ともが!!!


入った!!30点!!!!

同じ競技に出ていた代表も、2投とも20点だった。
CIL・昭島、結構やるじゃん!(※事業所対抗戦ではありません)




続いての競技は、車いす玉よけ。玉入れではなく玉よけ。
攻め側(玉を投げる人:青●)は中央のエリアのいて、その周りを守り側(玉をよける人:茶●)が1/3の陣地内を逃げ回る。
投げる玉は130個!!!






攻め側は、最初の頃は要領が判らず、玉を1個1個投げていたが、そのうち両手でわし掴みにしてまとめて投げ出したり、守り側も陣地を無視して縦横無尽に逃げ回ったりと、そりゃあもう大騒ぎさ(笑)。



玉を投げる人やよける人以上に大変だったのが、玉を回収する人。
当初の予定では、1エリアに1名ずつ配置されていて、散らばった玉を順次回収するという方法だった。
まだ穏やかに回収している(笑) 


飛んでくる玉をよけ、逃げ回る車いすの邪魔にならないように玉を拾う。
しかも、当然玉は転がるので、追いかけるのが思った以上に大変。


こんな大変な作業なので、回収係がいつの間にか増員されていた(笑)。


 だんだん大変になってきた(色々な意味で)。

誰が一番回収できるか(笑)?? 



こうして、午前中の競技は歓喜と歓声、笑いと驚き、そして疲労もありつつ終了した。

午後は、さやま園の方々による、エアロビ披露があったり、PK戦や混合リレーが行なわれる。
さぁ、お昼休みのご飯を食べましょう。





後編につづく

初めての行事なので、時間的段取りがgdgdだったけれども、概ね上手くいったのでは……。

6c42ee0a.jpg

閉会の言葉を述べる実行委員副委員長。

報告やら感想、画像などは後日改めて。



お疲れ様でした。




追記:後日、画像の位置、大きさなど修正&キャプション追加。
by:は

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